臨床検査室とは
| 臨床検査室は生理検査室と検体検査室(採血室を含む)から構成されています。 生理検査室は9名の臨床検査技師と1名のアテンダントが配置され、検体検査室は4名の外部委託の臨床検査技師が検体検査を行っています。 生理検査室では超音波検査や心電図検査を中心としたルーチン業務の他に、病棟やERカテ室への往診検査、手術室での術中エコーも行っています。 日本超音波医学会をはじめ多数の学会に所属し、超音波検査士(6名が心臓領域、6名が腹部領域、1名が表在領域)やCVT(2名)の資格を取得し、知識・技術の向上に努めています。 |
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主な業務
心電図の検査について
超音波検査について
その他の検査について
心電図の検査について
安静時心電図検査
・不整脈の検出・虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞など)の診断
・電解質異常の診断
・先天性や後天性の心疾患の検出
・治療薬剤の投与効果、副作用の判定
・ペースメーカーの管理
など、色々な情報を得ることができます。
運動負荷心電図検査(マスター二階段試験・エルゴメーター負荷試験)
運動する事により、心臓の筋肉に多くの血流が必要となります。そのために起る胸痛・動悸・息切れなどの症状を再現し、その時の心電図変化を見て 虚血(心臓の筋肉に充分に血液が行かない)や不整脈の判定を行います。ホルター(24時間記録)心電図検査
通常の安静時心電図検査ではとらえる事のできない胸痛・動悸・失神・めまい・呼吸困難などの自覚症状があった時の心電図変化や、日常生活(排便・食事・労作・睡眠)に関連し発生する不整脈や虚血をとらえることができます。また、ペースメーカー植え込みの適応判定やペースメーカーの機能評価にも用いられます。
超音波検査について
心臓超音波(心エコー)検査
・心臓の大きさ、動き、心臓の筋肉や弁の状態、血液の流れなどを観察したり 心臓の機能評価をすることにより、心臓疾患の有無を診断します。・治療方法の選択、治療効果の判定、手術時期の決定などにも役立ちます。
・冠血流エコーやドブダミン負荷エコーといった特殊な検査も実施しています。 ▼冠血流エコー
最新の心エコーの機械では、解像度の向上から従来観察しえなかった心臓の血管(冠動脈)が描出できるようになりました。
血管を拡げる薬(アデノシン三燐酸)を点滴しながら冠動脈血流の変化を測定することで、狭心症の診断やステント、バイパス手術などの治療後の経過観察、または原因不明の胸痛の診断(シンドロームX)に役立てています。検査時間は約15分で、身体に影響はありません。 ▼ドブタミン負荷心エコー
強心剤(ドブタミン)を点滴しながら行う心エコーのことです。心臓の血管(冠動脈)の狭窄の有無、心筋梗塞後の心筋細胞の壊死の状態などが判定できる検査で、心臓バイパス術前後の治療方針、予後評価に非常に有用です。
検査時間は約30分ほどです。
経食道心臓超音波検査
・食道は、心臓のすぐ後にあるので、食道から超音波で観察すると、非常にきれいな 画像として見る事ができます。(胸の上から心臓を観察すると、肋骨や肺、脂肪などが 画像抽出の妨げとなるのです。)このため、胸の上からの観察では描出しづらい場合や、非常に細かい観察を必要とする場合、さらに胸の上からだと見る事ができない心臓の裏や、下大動脈を観察する場合に とても有用な検査です。
腹部超音波(腹部エコー)検査
・主に肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓を対象として検査をします。・目的に応じ、膀胱、前立腺、子宮、卵巣や腹部大血管とその分枝、リンパ節や腹水なども検査します。
・最近の超音波装置の発達により、今まで見えにくいとされていた、大腸や小腸、虫垂 (盲腸と呼ばれるところ)もかなりの精度で見えるようになりました。
・これらの多くの臓器から異常を探し、診断の補助とします。
血管超音波(血管エコー)検査
・主に、頚動脈、腹部大動脈、下肢動脈の拡張・狭窄・動脈硬化の有無・腎動脈(高血圧原因検索)
・主に、下肢静脈の血栓、静脈瘤の有無
・血管バイパス術前後における治療効果の判定や経過観察
・透析シャントの状態
乳腺超音波(乳腺エコー)検査・甲状腺超音波(甲状腺エコー)検査
・乳腺は上半身裸で、甲状腺は首回りをおおきく開けてもらい各々仰向けで休んでもらいます。・探触子(プローベ)にゼリー(超音波の伝導をよくするため)をつけ、直接検査部位にあてて、観察します。
その他の検査について
ABI検査(四肢血圧測定)
・アテローム性動脈硬化による下肢動脈の狭窄・閉塞を評価します。・動脈が硬いほど心臓から押し出された血液の伝わり方が速くなるという原理を応用し 血管のしなやかさを評価します
・以上より、閉塞性動脈硬化症(ASO)のスクリーニング(早期発見)、および術後の フォロー時に検査を行います。
ホルター(24時間)血圧検査
日常生活の中での血圧の変化を調べます。 血圧は環境、行動、ストレスなど様々な原因で常に変動しています。診察時に測定する血圧が、 必ずしも日常の血圧と同じとは限りません。
そこで24時間血圧を測定して,一日の変化を見ることによって、真の高血圧 (または低血圧)かどうか 降圧剤の使用が適切かどうか、などを判断します。
肺機能検査
・吸器(肺・気管など)の働き(下記)を調べる検査です。換気機能:肺の中への空気の出し入れがうまくできているか
ガス交換機能:肺の中で酸素と二酸化炭素の入れ替えがうまくできるかどうか
・労作時に呼吸困難を主訴とする方や、換気機能に影響のある薬剤を投与されてる方、手術予定の方の呼吸管理対策時に検査します。





