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循環器の検査について

心エコー検査

 超音波を用いた非侵襲的な画像検査で、心臓の動きや大きさ、弁の動きや逆流の有無を観察することができます。心筋梗塞や心筋症、心弁膜症等の診断、経過観察に役立ちます。検査時間は15分前後です。


運動負荷心電図

 階段昇降やエアロバイク操行等の運動負荷を行い、その前後での心電図変化の有無を検査します。安静時心電図のみでは異常があらわれない、狭心症や無症候性心筋虚血の診断に役立ちます。検査時間は20分前後です。


冠動脈CT

 320列CTで撮影することにより従来に比べ撮影時間を短縮でき、放射線被曝や息止め時間、造影剤量を大幅に低減することができます。特に心臓や血管の検査においては絶大な効果が得られ、冠動脈や不整脈治療にその画像は役立っています。当院では、冠動脈検査の検査を年間約2000件、大動脈・血管の検査を年間約1800件行っています。


心臓カテーテル検査

 上記検査で異常がある場合、心臓カテーテル検査による冠動脈造影を行います。手首や肘、または足の付け根に局所麻酔をして、動脈内へカテーテルを進めていきます。カテーテル先端を冠動脈入口部に挿入し、造影剤を注入して冠動脈の狭窄・閉塞病変の有無を調べます。侵襲的な検査ですが、冠動脈病変を診断する一番確実な検査です。検査時間は30分前後です。


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