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血管の手術

胸部及び腹部大動脈手術

胸部及び腹部大動脈手術

 大動脈がこぶ状に膨らむ病気が大動脈瘤です。治療をせずに放置しますと次第に大きくなり、破裂する危険性が高くなります。破裂してしまった場合或いは破裂寸前の場合にも緊急で手術が行われますが、救命率は低くなります。破裂するまでに時期を選んで手術を受けられることをお勧めします。胸部大動脈瘤手術は、開胸し体外循環装置を使用して大動脈瘤の部分を人工血管に取り替えます。腹部大動脈瘤手術は開腹して大動脈瘤の部分を人工血管に取り替えます。

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末梢動脈手術

 平地を500~1000m歩くと、足が痛くなり歩けなくなる。5~10分休むとまた歩けるようになる。これは間歇(かんけつ)性跛行という症状です。足に行く動脈に動脈硬化が起こり血液が十分に流れなくなくと、このような症状がでます。放っておくと、足がしびれる、冷たい等の症状が出るようになります。下肢血管の閉塞が原因のことがしばしばあり、治療により症状の改善が可能です。治療は,カテーテルで狭窄部を膨らませる方法、人工血管或いは自分の静脈を使ったバイパス手術などが行われます。


静脈瘤手術

静脈瘤手術

 脚の表面の静脈がモコモコと浮いている、足がむくむ、足がだるい、皮膚の色が変化してきた等は、下肢静脈瘤の症状です。保存的な治療と、手術を行うことにより、進行を止め、ある程度の症状改善が期待されます。当院では、弾性ストッキング療法と、血管を引き抜く治療、高位結紮手術、硬化療法を組み合わせて個々に応じた治療を行っております。

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ステントグラフト手術

 ステントグラフト留置術は開胸あるいは開腹といった大がかりな手術操作を必要とせず、両側のソケイ部(股の付けね)を小切開し、太ももの動脈からカテーテルを用いてステント付き人工血管を大動脈瘤内に留置します。内腔から大動脈を補強することにより、大動脈瘤の破裂を予防する方法です。通常、手術室にて局所麻酔または全身麻酔で、レントゲン透視装置下に行われます。従来からの開腹手術、開胸手術を行わないため、体への負担は極めて少なくなり、早期退院、早期社会復帰が可能となります。

 このステントグラフトは、2007年より腹部大動脈瘤に対して、2008年より胸部大動脈瘤に対して保険医療としての治療が可能(認定実施施設にて、認定指導医または認定実施医のみに限定)となりました。当院は胸部ステントグラフト実施施設、腹部ステントグラフト実施施設の認定を受けています。

 現段階において、ステントグラフト留置術は、大動脈瘤の全てが治療の対象とはなりません。大動脈瘤の部位、形態、瘤の前後の大動脈の性状、患者さんの病態などによって、ステントグラフトが適しているか判断されます。従来から開胸、開腹による治療の方が安全で確実に行われると判断される場合には、手術による人工血管置換術が選択されます。詳しくは担当医にお尋ねください。

◎胸部大動脈瘤ステントグラフト

胸部大動脈瘤ステントグラフト

◎腹部大動脈瘤ステントグラフト

腹部大動脈瘤ステントグラフト

静脈瘤手術

静脈瘤手術 脚の表面の静脈がモコモコと浮いている、足がむくむ、足がだるい、皮膚の色が変化してきた等は、下肢静脈瘤の症状です。保存的な治療と、手術を行うことにより、進行を止め、ある程度の症状改善が期待されます。当院では、弾性ストッキング療法と、血管を引き抜く治療、高位結紮手術、硬化療法を組み合わせて個々に応じた治療を行っております。

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◎血管内治療

»血管内レーザー焼灼術(ELVeSレーザー治療)

»新たな静脈瘤治療(グルー治療)


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